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フォルダの中の言葉を、まとめて探す(文言検索)

複数の文言を一度に。テキストも Excel・Word・PowerPoint も。結果は Excel の表と要点ドキュメントで
このページで説明する操作(条件シート・検索の実行・結果シート・要点ドキュメント)は、Excel アドイン ClearSight が追加する機能です。 F1 で開く ClearSight のメニューの 群のキー G(文言検索) から使います。はじめての方は ガイドトップ からどうぞ。
PowerShell を使う機能は、アドインの持ち主の PC でだけ F1 に出ます。文言検索は検索の本体が PowerShell なので、ほかの PC では群 G が F1 に出ません(呼び出すと「持ち主の PC でだけ動きます」と表示されます)。

これは何?

フォルダの中のファイルを、決めた文言(複数可)で一度に探し、どのファイルの何行目に何が書いてあるかを Excel の表で受け取る機能です。
開発者が使う「grep」という道具と同じ考え方ですが、PC に grep が入っていなくても動きます (Windows に最初から入っている PowerShell の仕組みだけで検索します)。
文言を使わずに、名前・更新日・サイズだけでファイルを探すこともできます(開発者の「find」にあたる使い方。F1 → G → 7)。
Excel・Word・PowerPoint のファイルは開かずに中の文字列だけを読みます。アプリが立ち上がることも、ファイルが更新されることもありません。

何がうれしい?

複数の文言を一度に 「契約番号」「解約」「〇〇様」のように何件でも並べて、1 回の実行でまとめて探せます。文言ごとの件数が結果の列になります。
Office の中まで テキスト系(txt・csv・log・md など)に加えて、xlsx・xlsm・docx・pptx の中の文字列(セルの文字・シート名・段落・スライド)も対象です。
結果が Excel の表 ファイル単位の表(開く リンク・フォルダのリンク・フルパス)と、ヒット単位の明細(何行目に何が)が別シートで出ます。並べ替え・絞り込みは Excel のまま。
要点ドキュメント 文言ごとに「どのフォルダのどのファイルに何件・その行の中身」を整理したテキストがメモ帳で開きます。控えとして保存もできます。
名前・日付・サイズでも探せる 「*見積*.xlsx」「今年更新されたもの」「10 MB 以上」のような条件だけでファイルを列挙できます。文言と組み合わせれば、条件で絞ってから中身を読みます。
そのままファイル操作へ ヒットしたファイルを選んでコピー・移動・退避、リネームや振り分けの作業表へ転記、フルパス一覧のコピーができます(ファイル群の機能をそのまま使います)。

使い方(4 ステップ)

いつも同じ順番です。①条件シートを作る → ②文言を書く → ③実行する → ④結果を読む。

STEP 1 条件シートを作る
F1→G→1G=文言検索の群
探したいフォルダを聞かれるので入力します(環境変数のあだ名 %PROJ% も使えます)。 _文言検索 というシートができ、黄色いセルに条件が並びます。最初は既定のままで十分です。
STEP 2 文言を書く
21 行目から下の A 列に、探したい文言を 1 行 1 件で書きます。B 列にラベル(例: 「解約」)を書くと、結果の列見出しがその名前になります。
13〜18 行目(名前パターン・更新日・サイズ・フォルダも対象)はファイル条件です。空のままなら制限なし。書いておくと、その条件で絞ったファイルだけの中身を読みます。
正規表現を使いたいときだけ B6「正規表現として扱う」を Y にします(例: 契約番号\s+\d+)。ふつうの言葉探しなら N のままです。
STEP 3 実行する
F1→G→2
確認のあと検索が走ります。ウィンドウは出ず、終わるまで Excel は待ちます(対象が広いと数分)。
文言を書かずに名前・更新日・サイズだけで探すときは F1 → G → 7(ファイル検索)です。 終わると件数のお知らせが出て、要点ドキュメントがメモ帳で開きます。
STEP 4 結果を読む
_文言検索結果(ファイル単位)は 1 行 1 ファイル。B 列の 開く でファイル、H 列のリンクでフォルダが開きます。 K 列がヒット件数、P 列から右が文言ごとの件数です。
_文言検索明細(ヒット単位)は 1 行 1 ヒット。位置(何行目・どのセル文字列・どの段落)と本文、前後の行が並びます。

7 つのメニュー(F1 → G「文言検索」)

どれも F1 →〔群のキー G〕→〔番号〕で呼び出せます。

F1 G 1
条件シート作成
探すフォルダを決めて _文言検索 シートを作ります。すでにあるときは作り直すか、いまのを開くか選べます。
F1 G 2
実行
条件シートのとおりに検索し、結果シート 2 面を作って要点ドキュメントを開きます。
F1 G 3
要点ドキュメントを開く
直近の要点ドキュメントをもう一度メモ帳で開きます。
F1 G 4
要点ドキュメントを保存
要点ドキュメントを、探したフォルダ(または指定した場所)へ「_文言検索_要点_日時.txt」として控えます。
F1 G 5
結果→作業表
結果の行(選んだ行、または全部)をファイル群の作業表 _ファイル一覧 へ写します。続けて F1 F 5(リネーム実行)/6(移動実行)が使えます。
F1 G 6
ヒットのフルパスをコピー
結果の行(選んだ行、または全部)のフルパスを 1 行 1 件でクリップボードへ。メールや他のツールに貼れます。
F1 G 7
ファイル検索(名前・更新日・サイズ)
文言を使わず、13〜18 行目のファイル条件に合うファイル(と、指定すればフォルダ)を列挙します。中身は読みません。結果は 2 と同じ _文言検索結果 に出ます。

名前・更新日・サイズで探す(ファイル検索=find)

「最近いじった見積書はどれ」「巨大なファイルはどこ」のように、中身ではなく属性で探すときの使い方です。
  1. 条件シートの 13〜18 行目を埋めます(下の表)。使わない行は空のままで構いません。
  2. F1 → G → 7。確認のあと列挙が走ります(中身を読まないので文言検索より速い)。
  3. _文言検索結果 に 1 行 1 ファイル。G 列は「該当」(フォルダは「フォルダ」)、P 列から右が名前パターンごとの該当(1=合う)。要点ドキュメントは名前パターンごとに、拡張子別の内訳とフォルダ→ファイルの一覧です。
B13 名前パターン*見積*.xlsx のように *(何文字でも)と ?(1 文字)が使えます。; で区切ると複数(例: *見積*.xlsx;*.pdf)。どれかに合えば該当で、パターンごとに結果の列ができます。B6 が Y のときは正規表現として読みます。
B14/B15 更新日2026-04-01 の形で「から」「まで」。片方だけでも可。「まで」はその日を含みます。
B16/B17 サイズ(KB)最小と最大。空か 0 は制限なし(例: 最小 10240=10 MB 以上)。
B18 フォルダも対象Y にすると、名前パターンに合うフォルダも行になります(更新日・サイズの条件はフォルダには使いません)。ファイル検索(7)のときだけ効きます。
ファイル条件を書いたまま F1 → G → 2 を使うと、条件で絞ってから文言を探します(find+grep)。B4 の拡張子の絞り込みも同時に効きます。

「_文言検索」シートの条件について

黄色いセル(B 列)が条件です。ふだん変えるのは B2(対象フォルダ)と 21 行目からの文言だけで、残りは既定で困りません。13〜18 行目はファイル条件(上の「名前・更新日・サイズで探す」)です。
B2 対象フォルダ検索の起点。あだ名(環境変数)も可。
B3 サブフォルダも検索Y=下の階層まで/N=直下だけ。
B4 対象拡張子読むファイルの種類(カンマ区切り)。空なら既定の一覧。
B5 Office ファイルも検索Y=xlsx・xlsm・xltx・xltm・docx・pptx の文字列も対象。
B6 正規表現として扱うY のときだけ文言を正規表現として解釈。壊れた式は結果のエラーに残り、他の文言は続行します。
B7 大文字小文字を区別N=区別しない(alpha が ALPHA にも当たる)。
B8 前後の行数明細と要点に添える前後の行(0〜5)。
B9 除外フォルダ名その名前のフォルダは配下ごと読みません(.git・node_modules など)。
B10 クラウド専用ファイルも読むN=OneDrive の「オンラインのみ」のファイルは読みません(読むとダウンロードが走るため)。Y=手元に届くまで待ってから読みます。時間内に届かなかったファイルは読まずに報告し、3 本続けて届かなかったときは残りを待たずに進めます。
B11/B12 上限大きすぎるファイル(MB)と 1 ファイルあたりのヒット数の上限。超えた分は打ち切って先へ進みます。
B13〜B18 ファイル条件名前パターン・更新日(から/まで)・サイズ(KB)(最小/最大)・フォルダも対象。空=制限なし。ファイル検索(7)ではこれだけで探し、実行(2)では絞り込みに使います。

「_文言検索結果」シートの列について

A〜J 列は「ファイル一覧(走査・目録)」と同じ並びです。だからファイル群の「選択をコピー/移動/history へ退避」がこのシートでもそのまま使えます。
B リンク開く でファイルを開きます。
C 名前/D 拡張子/
E サイズ/F 更新日時
ファイルの基本情報。
G 状態「ヒット」。上限で打ち切ったファイルは「ヒット(上限)」。ファイル検索では「該当」(フォルダの行は「フォルダ」)。
H フォルダ名クリックでそのフォルダを開きます。
J フルパス名そのままコピーして使えるフルパス。
K ヒット件数全文言の合計。ファイル検索では「該当パターン数」(いくつの名前パターンに合ったか)。
L 初出位置/M 初出の本文最初に見つかった場所(L12=12 行目、文字列#3=Excel の 3 番目の文字列、段落2、スライド1 段落1)と、その中身。
N 種別/O 文字コードtext か office か、UTF-8/CP932(Shift_JIS)などの読み取り方。文字化けを疑うときに見ます。
P 列から右文言ごとのヒット件数(見出しは「文言:ラベル」)。ファイル検索では名前パターンごとの該当(見出しは「条件:パターン」・1=合う)。

見つかったファイルに、まとめて何かする

開くB 列(ファイル)/H 列(フォルダ)のリンク。
コピー・移動・退避結果シートで行を選び、F1 F C(選択をコピー)/G(選択を移動・同名)/H(history へ退避・日時名)。ファイル群と同じ動きです。
名前を変える・振り分けるF1 G 5 で作業表へ写し、D 列(新しい名前)・E 列(移動先サブフォルダ)を書いて F1 F 5/6。実行前にプレビューが出ます。
一覧を他へ渡すF1 G 6 でフルパスをクリップボードへ。
削除持っていません(ファイル群と同じ考え方=「history へ退避」で代わりにします)。

知っておくこと

困ったとき

「検索スクリプトが見つかりません」アドインと同じフォルダの ps に配布一式(410_Search-Text.ps1 を含む)が置かれていません。配布を受けた ps フォルダをそのまま置いてください。
「結果封筒がありません」検索が途中で止まっています。お知らせの終了コードと、ps\out(または CLEARSIGHT_PS_OUT)配下の最新フォルダの内容を添えて相談してください。
「更新日の形式が読めません」B14/B15 を 2026-04-01 の形(年-月-日)に直します。サイズは最小が最大を超えていないかも見てください。
正規表現のエラーB6 を N に戻すか、式を直します。壊れた文言だけが除かれ、他の文言の結果は出ています。
日本語が化けて見える結果シートの O 列(文字コード)を確認してください。cp932 と出ているのに化けるファイルは、元のファイルの文字コードが特殊です。